いつもお読みいただきましてありがとうございます。
中学受験カウンセラー野田英男です。
かつて日本には、
いい大学に進学すれば、
「将来は安泰だ」と断言できる「出口」が用意されていた。
中学受験でがんばって「難関進学校」に入学して、
大学受験でがんばって「難関大学」に入学して、
卒業したら、「いい会社」に就職して、
「これで将来は安泰だ」と断言できる時代があった。
かつては・・・
いい会社は、社員とその家族の面倒を一生みてくれる、
そんな心強い安心感があった。
でもね、そんな会社はもう日本には存在しないんですよ。
2019年
トヨタ自動車の豊田社長は、
「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、
なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と発言した。
同じく、経団連の中西宏明元会長も、
「企業からみると(従業員を)一生雇い続ける保証書を持っているわけではない」と発言している。
30年前、受験の「出口」は、
将来を保証してくれる切り札といえるカードであった。
しかし、
それは日本国内限定の保証であって、海外では通用しないカードであった。
それでも、日本経済が活況を極める時代だったらよかったのかもしれない。
海外では通用しなくても、日本国内では通用したのだから。
日本には、
もうすでに安泰といえる「出口」は用意されていない。
「これが正解だ」といえる出口は存在しない。
日本だけですべてが完結できる時代は30年前に終わっている。
にもかかわらず、
受験の「入口」は旧態依然のままである。
大学受験で「難関大学」に進学するために、
中学受験で「難関進学校」に進学するという「入口」のことである。
この「入口」はずっと昔から変わらない。
その「出口」はとっくの昔に閉ざされているのに・・・。
日本限定の、
「将来は安泰だ」なんて安心保険はもうすでに売られていない。
中学受験は、
日本がよかった時代の30年以上前の「入口」のままである。
そして、いまも幻想を売り続けている。
にもかかわらず、
なぜ中学受験における
「入口」は旧態依然のままなのか?
不思議でならない。
日本において、
学歴だけで「将来は安泰だ」なんて保険はすでに完売しているのだ。
私、野田英男の「使命」は、
「かかわるお子様たちとその家族を笑顔にすること!」
※使命とは、天から与えられた自分の任務、自分の命の使い方。
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過去の事実はけっして変えられないが、
過去の解釈はいくらでも変えられる。
過去の事実に縛られると、
未来の可能性を縛ってしまうことになる。
未来の解釈をするのはあなた次第である。
野田 英男
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「中学受験と幸せの答え」をさがしていきましょう。
私はこれからも思っていることを本音で書いていきます。
塾業界で蔓延している非常識を明らかにしていきます。
皆さんに少しでも早く目を覚ましてもらうために!
「中学受験と幸せの答え」をさがしていきましょう。
では、また!
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