中学受験カウンセラー 野田英夫です。
私たちは「SDGsに取り組んでいます」
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また「週刊ダイヤモンド」4月24日号に掲載されました。
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中学受験カウンセラー野田英夫の記事は、
ダイヤモンド・オンラインでも好評連載中です。
中学受験は「親の受験」なのか?
世間では、
中学受験は「親の受験」だと言われている。
でも、果たしてそうであろうか?
「親の受験」だと言われるから、
問題が起きるのではないか?
少し考えてみてほしい。
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小学校受験であれば、
確かに「親の受験」といえるかもしれない。
それはお子様が幼すぎるから。
幼すぎるがために、
「なぜ受験するのか?」
この問いに、
お子様から回答することは困難だからである。
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「こう言いなさい」と親から言われて、
その言葉をそのまま言うことはできるかもしれない。
でも、それは自発的発言ではなく、
オウム返しである。
だから、小学校受験は「親の受験」なのだ。
では、中学受験はどうだろうか?
世間で言われるような、
「親の受験」ではない。
中学受験は「お子様の受験」で、
「お子様自身の受験」である。
中学受験を「親の受験」だと言うから、
さまざまな問題が起こる。
まずは、
「親の受験」 = 「親の責任」 となる。
先ほどの小学校受験の例でいえば、
受験の成功も、失敗も、親の責任だといえる。
お子様自身の意思で受験したのではないからだ。
では、高校受験はどうだろうか?
さらに、大学受験はどうだ?
「親の受験」とは言わないし、
不合格になって「親の責任だ」とは言わないはずだ。
(なんでも周りのせいにする輩はいるが・・・)
だったら就職活動ではどうだ?
希望の就職ができなかったとしても、
さすがに「親のせいだ」というバカ者はいない?と思うのだが。
このブログでもしょっちゅう書いていることだが、
中学受験をお子様の為の、
「自分受験」にしないといけない。
「自分受験」とは、
自分のために受験することで、
勉強するもしないも自分の責任、
合格することも不合格になることも自分の責任、
他人事ではなく、自分事にする受験のこと。
私の塾では入塾する際に、
「どうして中学受験するの?」と目的を聞くようにしている。
「目的ないところに目標達成はない」と考えるからだ。
親からやらされている受験で何が手に入るのだろうか?
さて、ここで触れておきたいことがある。
中学受験は「お子様自身の受験」である、ということはわかったが、
では中学受験における「親の役割」とは何なのか?である。
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中学受験における「親の役割」はとても大きい。
役割を間違えると、お子様を間違った方向に行かせてしまうこともある。
中学受験における「親の役割」は、
お子様の「応援団」に徹することである。
つねにお子様のことを信じて、声援を送り続ける。
「できる」と信じる。「成功する」と信じ続け、エールを送り続けることである。
お子様が道に迷いそうになったら、
正しい道を示してあげる、
![](https://xn--hjux2h.jp/wp-content/uploads/2021/06/塾長ブログ6月28日①.jpg)
これも大事な役割である。
「応援団」だから、直接教えてはいけない。
お子様の横について教えている親がいるが、
それではいつまで経ってもお子様が自立しなくなってしまう。
親子の関係も悪化する。
「だって私が教えないと授業についていけないんですもん」
と言っている親がいるが、
それでは「親の受験」である。
中学受験は、「お子様の自身の受験」だから、
親は応援団で、応援するのが役割だから、直接プレイはしない。
だから、お子様に教えることはしない。
多くの中学受験塾では、
中学受験は「親の受験」だと言い続けています。
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なぜそう言うのでしょうか?
また、そういう塾では、
「授業がわからなかったら、保護者さまが教えてあげてください」と言います。
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なぜ、そう言うのでしょうか?
つまり、「親の受験」と言うことで、
塾側の責任にはしたくない。
失敗したら「親の責任」としたい。
「親の受験」=「親の責任」としたいのです。
なぜ、大手集団塾の補習目的の個別指導や家庭教師があるのか?
なぜ、大手集団塾では成績順のクラス設定がされているのか?
よく考えてみてください。
あなたがどうかは知りませんが、
塾の成績を上げることに躍起になっている方へ、
もっと冷静になって考えてみてください。
その行動は「お子様のため」になっていますか?
――――――――――――――
過去の事実はけっして変えられないが、
過去の解釈はいくらでも変えられる。
過去の事実に縛られると、
未来の可能性を縛ってしまうことになる。
未来の解釈をするのはあなた次第である。
野田 英夫
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「中学受験と幸せの答え」をさがしていきましょう。
私はこれからも思っていることを本音で書いていきます。
塾業界で蔓延している非常識を明らかにしていきます。
皆さんに少しでも早く目を覚ましてもらうために!
「中学受験と幸せの答え」をさがしていきましょう。
では、また!
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