親がお子様に勉強を教えるのはアリかナシか?

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特に、小6受験生の方は入塾できなくなりますので、本当にお急ぎください。

親がフォローしないと塾の授業についていけない・・・

相談に来られるお母様が、

「だって私が教えないと塾の勉強についていけないんですよ!」

集団指導塾に通わせているお母様からよく聞かされるコトバである。

半分やけになっていることが多い。

でも、それって塾の問題ですよね?

親が悪いわけじゃない。

ましてお子様が悪いわけでもない。

親がフォローしないと授業についていけない・・・。

その理由は、

「授業が難しすぎる」➡「授業レベルが適切じゃない」

「授業がわかりづらい」➡「担当者のスキル不足」

という理由から起こっている。

または、

生徒が「授業を真剣に聞いていないか?」

まあ、これはおいておいて。

でも、そのほとんどが塾の問題といえる。

お母様が責任を感じる必要はない。

でも、多くの集団指導塾では、

「塾のフォローをお母様に課している」

これが現状である。

ある塾では、

保護者会の場でこう説明している。

「中学受験というのは親の役割が9割!」

「勉強するのはお子さんだが、勉強させるのは親の責任!」

「中学受験の成否を握っているのは親である皆さんです!」

「親はお子様の勉強をみてあげてください。わからなければ教えてあげてください。」

「もしお母様が教えられなければ家庭教師や個別指導をつけてフォローすべきです!」

こんな説明を聞いたら、

親である「自分がなんとかしないといけない」と思ってしまう。

だから、

「だって私が教えないと塾の勉強についていけないんですよ」という発言になってしまう。

塾の授業についていけないのは親の責任なのか?

塾の授業についていけないのは親の責任なのか?

そして、塾の授業をフォローしないといけないのか?

そんな必要はない。

すべては塾の責任である。

理由①

授業についていけない

授業が難しすぎる

授業レベルが合っていない(適切なクラスに在籍していない)

理由②

授業についていけない

説明がわかりづらい

担当者のスキル不足

だから親の責任じゃない。

塾の責任なのだ。

お母様、もう頑張らなくていいんです。

私の著書も参考にしてください。

「親子で変わる中学受験 (お母様、もう頑張らなくていいんです)」

塾は、責任が自分たちに回ってこないようにするため、

「中学受験というのは親の役割が9割!」などと言って、

親に責任を押し付けてくる。

ここをまずは抑えておいてほしい。

そして、親はもっと賢くなってほしい。

どうして塾がこんな説明をしているのか、

賢く判断できるようになってほしいものだ。

また、塾の説明に心酔して洗脳されているお母様もいるが、

そういう人をみて、「ああはなりたくない」と反面教師にするものいいかもしれない。

親が勉強を教える弊害について

最後に、

親が勉強を教える弊害について触れておきたい。

まずこの質問をしたいと思う。

「どうしてお子様に中学受験させるのですか?」

理由はさまざまだと思いますが、

大雑把に言って、「お子様の将来を考えて」という答えになるのではないか。

もしそうであれば、

「親が勉強を教えること」は絶対にお勧めしない。

まして、「塾のフォローをして、塾の成績を上げたって何にもならない」

理由は、

お子様の「自立」を邪魔してしまうからだ。

「お子様の将来を考えて」中学受験するのに、

お子様の将来の成長を阻害することにつながるからだ。

親が教えていたのでは、

いつまでたっても自分から勉強せず、

自分の頭で考えない人間になってしまう。

親がつきっきりで勉強をみている家庭を想像してみてほしい。

健全な姿が想像できますか?

私にはまったく想像できない。

逆に、親がお子様を叱りつけている姿が想像できるだけだ。

ただ合格だけを、

志望校に合格しさえしてくれればいい、

そう考えているなら、

親がつきっきりで教えていればいいと思う。

でも、進学したあと、

お子様は成長しているだろうか、

自立しているだろうか、

親に感謝しているだろうか、

逆に、親と子の溝ができているのではないか、

そんな疑問だけが残る。

「親がお子様に勉強を教えるのはアリかナシか?」

答えは、

明確に「ナシ」である!

私はこれからも思っていることを本音で書いていきます。

塾業界で蔓延している非常識を明らかにしていきます。

皆さんに少しでも早く目を覚ましてもらうために!

では、また!

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