いつもお読みいただきましてありがとうございます。
中学受験カウンセラー野田英男です。
今日は、
「大学付属校はお子様をダメにするのか?」
というテーマで語ります。
「大学付属校はお子様をダメにするのか?」
中学受験の学校には、
大きくわけて「進学校」と「付属校」がある。
「進学校」には系列の大学がないため、
大学受験して大学に進学することになる。
「付属校」には系列の大学があるため、
推薦をもらって大学に進学することになる。
大きくわけると基本的にはこのような違いがある。
付属校というのは、
「〇〇大学付属(系属)●●中学校」というように、
「〇〇大学付属(系属)」という冠がつく。
つまり、大学の「付属」とか「系属」という系列の学校ということ。
だから、系列のある大学に進学することが基本となる。
そのため、中学(3年間)・高校(3年間)・大学(4~6年間)、
「10年一貫教育」をする学校ということになる。
進学校では、
大学受験が挟まるため、
「中学(3年間)・高校(3年間)」、
「6年一貫教育」をする学校ということになる。
さて、「大学付属校」では、
大学受験が基本的にはないため、
「エスカレーター校」と揶揄されることがある。
つまり、エスカレーターのように、
勝手に大学まで昇っていくことができて、
「あまり勉強しなくても…」という意味が含まれるからだ。
「中学に入ったらもう勉強したくない」
こんな理由で、
大学付属校を選ぶ人がまだいる。
しかし、
大学付属校だったら、
入ってしまったらエスカレーターのように、
勝手に大学まで行かせてくれるのだろうか?
けっしてそんなことはない
学校というのは「学ぶための場所」である。
「もう勉強したくない」という人を入学させたいとは思っていない。
「大学受験がない」≠「勉強しなくてもいい」
ということだ。
「大学受験がないから、勉強しなくていい」という環境にはなっていない。
付属校でも、進学校と同様に、
留年もあるし、退学もある。
しっかり学校の成績を取っていないと、
学校にいられなくなるのだ。
卒業できたとしても、
大学への推薦だってもらえない。
大学付属校というのは、
勝手に昇っていけるエスカレーターではない。
「もう勉強したくないから」という理由で、
大学付属校を選択することはやめたほうがいい。
そして、
「もう勉強しなくていいから」という理由で、
お子様に受験勉強させるのもやめたほうがいい。
どちらかというと、
大学受験がないため、
「目的」を持って進学することが必要である。
「何をしたくて大学付属校に進学したいのか?」
ここを明確にしておく必要がある。
先日も税理士法人を経営されている方が、
将来、息子を継がせたい、
早い段階で税理士資格を取らせたい、
という理由から入塾された。
大学付属校を目指すことになった。
こういう明確な「目的」をもって、
大学付属校に進学してもらいたい。
そうすれば、
「大学付属校でお子様がダメにはならない」と断言できる。
さて、
大手進学塾では、
付属校と進学校で迷っていたら、
進学校を勧める方針になっている。
「大学受験でもっと高い大学が目指せるかもしれませんよ」
「中学でお子様の可能性を狭めることはありませんよ」
「大学付属校に行ったらお子様がダメになりますよ」
などなど
進学校、特に難関進学校の合格実績を重視しているからだ。
この進路指導をどう思うか?
私には「目的をもたない中学受験」に思えてならない。
これを読んでちょっとでも気になった方は、
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お子様に「努力は裏切らない!」と、
教えていかねばならない。
しかし、必ずしも努力は実を結んでいない。
それは、「正しい努力」が絶対条件であるからだ。
つまり、「正しい努力は裏切らない!」のだ。
私たちおとなは、
お子様たちに「正しい努力をさせる」、導いていく責任がある。
そして、「努力は裏切らない!」を教えていかねばならないのだ。
私、野田英男の「使命」は、
「かかわるお子様たちとその家族を笑顔にすること!」
※使命とは、天から与えられた自分の任務、自分の命の使い方。
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過去の事実はけっして変えられないが、
過去の解釈はいくらでも変えられる。
過去の事実に縛られると、
未来の可能性を縛ってしまうことになる。
未来の解釈をするのはあなた次第である。
野田 英男
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私はこれからも思っていることを本音で書いていきます。
塾業界で蔓延している非常識を明らかにしていきます。
皆さんに少しでも早く目を覚ましてもらうために!
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では、また!
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