中学受験カウンセラー 野田英夫です。
私たちは「SDGｓに取り組んでいます」
また「週刊ダイヤモンド」4月24日号に掲載されました。
https://amzn.to/3x6C6YC
中学受験カウンセラー野田英夫の記事は、
ダイヤモンド・オンラインでも好評連載中です。
大手集団塾の第一志望校の合格率をご存じだろうか？
だいたい２～３割となる。
どこも正式発表してないため若干の予想も入っているが、
計算式に当てはめるとそれほど的外れな数字ではない。
さらに日曜日に実施されている有名な志望校別クラスでも合格率は、
２～３割のなかに落ち着いている。
つまり、「中学受験の7割は失敗だった」と感じている。
特に、保護者にとってはその傾向が強い。
しかし、その考え、とても危険だと思う。
先日開催された弊塾主催「お父さんお母さんのための中学受験教室」にて、
志望校を決めるうえでの注意事項をお伝えした。
・志望校を偏差値だけで決めない
・第一志望校以外はすべて第二志望校にする
・受験生と保護者の間で意思統一をしておく
など、かなり大切なことを伝えていた。
いまでも、
「第一志望校以外は受かっても進学させない」とか、
「慶應以外は受験させません」とか、
「偏差値60以下は学校じゃない」とか、
こんな愚かな発言をする保護者が存在するから説明が必要になってくる。
だいたいそういう家庭の結果というのは、
第一志望校に合格できないし、
慶應にも合格できていない。
要は、こんなに狭い範囲でしか学校の価値を見られないのである。
そして、結果に対して子どもを追い込む。
失敗の烙印を押すことになる。
結果だけを見て、そこまでの努力を認めない。
中学受験を失敗にしているのはこういう視野のせまい親である。
「慶應以外は学校じゃない」、とせまい価値観を押し付け、
子どもの可能性を狭めている。
そして、子どもは自己肯定感を下げることになる。
子どもが努力した受験にけっして失敗はないのだ。
受験勉強の努力を承認し、その結果について承認するべきだ。
もちろん第一志望校に合格した方がいいに決まっている。
みんなが第一志望校合格に向けて勉強しているのだから。
第一志望校合格を望んでいない人は誰一人いないのだ。
しかし、ほとんどの塾の第一志望校合格率は3割にも満たない。
7割の生徒たちは第二志望校以降なのだ。
だから合格を頂いた学校が、
第二志望校だろうと、第三志望校だろうと、いや第五志望校だろうと、
「志望校合格」でいいじゃないか？
「第一志望校以外はすべて第二志望校にする」
とても大切なことだ。
中学受験を、
失敗だったとするのも、成功だったとするのも、
すべては解釈しだいといえる。
私は、なんでもかんでもポジティブで！
そんなことを言っているのではないので勘違いしないように！
―――――――――――――――――――――
過去の事実はけっして変えられないが、
過去の解釈はいくらでも変えられる。
過去の事実に縛られると、
未来の可能性を縛ってしまうことになる。
未来の解釈をするのはあなた次第である。
野田 英夫
―――――――――――――――――――――
「中学受験と幸せの答え」をさがしていきましょう。
私はこれからも思っていることを本音で書いていきます。
塾業界で蔓延している非常識を明らかにしていきます。
皆さんに少しでも早く目を覚ましてもらうために！
「中学受験と幸せの答え」をさがしていきましょう。
では、また！
もし、受験のことでお困りのことがありましたら、
中学受験カウンセラーが直接に、
カウンセリング（無料）を実施します。
早稲田・慶應付属の中学受験なら、日本一の合格率80%の専門塾、早慶ネクシアにお任せください。xn--hjux2h.jp
皆さんの受験を応援します。
お気軽にご連絡ください。
また、コメント、メッセージも
頂けると執筆の励みになります。
contact@altair-waseda-keio.jp
■書籍
野田 英夫 最新刊
『中学受験大学付属校合格バイブル』https://www.amazon.co.jp/dp/4478110921/
望月 裕一
『早稲田・慶應中学の社会 偏差値40台からの大逆転合格法』 https://www.amazon.co.jp/dp/4753934721
■ダイヤモンドオンライン
■早慶ネクシア：https://xn--hjux2h.jp/
■早慶ゼロワン：https://chugaku-juken.co.jp/
■りんご塾四ツ谷校：https://sansuolympic.com/school/%e5%9b%9b%e3%83%84%e8%b0%b7%e6%a0%a1/
■Facebook：https://www.facebook.com/sokeiishin/
