どうして中学受験生の母親はお子様に厳しくしてしまうのか?

塾長ブログ

中学受験カウンセラー 野田英男です。

※非公式ながら「英男」に改名しました。

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どうして中学受験生の母親はお子様に厳しくしてしまうのか?

いつもお読みいただきましてありがとうございます。

中学受験カウンセラー野田英男です。

どうして中学受験生の母親はお子様に厳しくしてしまうのか?

皆さんはどうでしょう?

厳しく叱ることはないですか?

すぐに勉強を始めない態度をみて、

ついついイライラしてしまう。

「そろそろ勉強を始めたら?」

 ↓

「まだ勉強始めないの?」

 ↓

「そろそろ勉強始めなさい!」

 ↓

「勉強始めなさいって言ってるでしょ!」

 ↓

「なんど言ったらわかるの!」

 ↓

「いい加減にしなさいっ!」

このようにどんどんエスカレートしてしまう。

まだやる氣のない中学受験生を持つ親には、

日常的なことなのかもしれません。

でも、なぜお子様に厳しくしてしまうのか?

本日は、ここを解明していきたいと思います。

原因のひとつに、

このような感情があると思います。

「お子様にもっと勉強させたい」

「お子様にもっとやる氣になってほしい」

中学受験生の親なら当然の想いですね。

しかし、

この想いの根底には、

「人を変えたい」

そして、「人は変えられる」という考えがあるのではないでしょうか。

「人は変えられる」と思っている。

「お子様をコントロールしたい」、

だから、「お子様を変えよう」としてしまう。

でも、「変えようとしてもお子様は変わってくれない」

「コントロールできない」

だから、大声を張り上げてしまう。

でも「人は変えられる」という考え、

これは「思い込み」以外の何ものでもありません

断言します。

「人を変えることはできません!」

それは自分のお子様であっても。

人を変えようとするほど、

コントロールしようとすればするほど、

精神は荒んでいきます。

「人は変えられる」と信じて疑わないから、

言葉はさらに厳しくなっていく。

どんどん言葉がエスカレートしていく。

最初は優しかった口調が、

しだいに厳しくなっていく。

自分のいうことをお子様が聞いてくれないからと、

言葉は感情的になり、さらに過激になっていく。

言っている本人の精神状態は乱れる。

もちろん、言われているお子様の自己肯定感も下がる一方だ。

これもすべて「人は変えられるという思い込み」から起きていること。

では、「人は変わらないのか?」

そんなことはありません。

「人は変わることができる」

でも、「人から変えられること」は嫌い。

そもそも皆さんは、他人から変えられたいですか?

ほとんどの人は「No!」でしょう。

そうなんです。

お子様だって、親から「変えられたくない」

そう思っているわけです。

私の塾ではカウンセリングの際に、

このように聞いています。

「お子さんとご両親の意思統一はされていますか?」と。

「お子様の意思」と「両親の意思」が合致していないと、

中学受験は成功しませんから。

もう一度いいます。

「人は変えられない。でも、人は変わることができる」

「人は変わることができる」のなら、どうしたらいいの?

「どうしたら変わってくれるの?」

それが間違いです。

「お子様を変えようとしたらダメです」

変えようとするから難しくなる。

じゃあ、どうしたらいいの?

お子様を変えようとするのではなく、

「自分が変わればいい」

自分が変わることで、

お子様に「気づき」を与えていくのです。

「気づき」を与えるだけで、

「答え」を提示するのではなく、

お子様自らが「気づき」、自らが「答え」を導き出すこと。

それで「行動」が変わります。

「お子様を変えようとするのではなく、

 まず自分が変わると決めること」

私の8歳の娘は、読書好きです。

毎週、近くの図書館に行って3冊の本を借りて読んでいます。

私は、「本を読みなさい」と言ったことは一度もありません。

では、なぜ娘は本を読むようになったのか?

それは、私がいつも読書しているからです。

それだけです。

お子様に「努力は裏切らない!」と、

教えていかねばならない。

しかし、必ずしも努力は実を結んでいない。

それは、「正しい努力」が絶対条件であるからだ。

つまり、「正しい努力は裏切らない!」のだ。

私たちおとなは、

お子様たちに「正しい努力をさせる」、導いていく責任がある。

そして、「努力は裏切らない!」を教えていかねばならないのだ。

私、野田英男の「使命」は、

「かかわるお子様たちとその家族を笑顔にすること!」

※使命とは、天から与えられた自分の任務、自分の命の使い方。

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過去の事実はけっして変えられないが、

過去の解釈はいくらでも変えられる。

過去の事実に縛られると、

未来の可能性を縛ってしまうことになる。

未来の解釈をするのはあなた次第である。

              野田 英男

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「中学受験と幸せの答え」をさがしていきましょう。

私はこれからも思っていることを本音で書いていきます。

塾業界で蔓延している非常識を明らかにしていきます。

皆さんに少しでも早く目を覚ましてもらうために!

「中学受験と幸せの答え」をさがしていきましょう。

では、また!

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