中学受験カウンセラー 野田英男です。
※非公式ながら「英男」に改名しました。
私たちは「SDGsに取り組んでいます」
また「週刊ダイヤモンド」4月24日号に掲載されました。
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【どうして中学受験生の母親はお子様に厳しくしてしまうのか?】
いつもお読みいただきましてありがとうございます。
中学受験カウンセラー野田英男です。
どうして中学受験生の母親はお子様に厳しくしてしまうのか?
皆さんはどうでしょう?
厳しく叱ることはないですか?
すぐに勉強を始めない態度をみて、
ついついイライラしてしまう。
「そろそろ勉強を始めたら?」
↓
「まだ勉強始めないの?」
↓
「そろそろ勉強始めなさい!」
↓
「勉強始めなさいって言ってるでしょ!」
↓
「なんど言ったらわかるの!」
↓
「いい加減にしなさいっ!」
このようにどんどんエスカレートしてしまう。
まだやる氣のない中学受験生を持つ親には、
日常的なことなのかもしれません。
でも、なぜお子様に厳しくしてしまうのか?
本日は、ここを解明していきたいと思います。
原因のひとつに、
このような感情があると思います。
「お子様にもっと勉強させたい」
「お子様にもっとやる氣になってほしい」
中学受験生の親なら当然の想いですね。
しかし、
この想いの根底には、
「人を変えたい」
そして、「人は変えられる」という考えがあるのではないでしょうか。
「人は変えられる」と思っている。
「お子様をコントロールしたい」、
だから、「お子様を変えよう」としてしまう。
でも、「変えようとしてもお子様は変わってくれない」
「コントロールできない」
だから、大声を張り上げてしまう。
でも「人は変えられる」という考え、
これは「思い込み」以外の何ものでもありません。
断言します。
「人を変えることはできません!」
それは自分のお子様であっても。
人を変えようとするほど、
コントロールしようとすればするほど、
精神は荒んでいきます。
「人は変えられる」と信じて疑わないから、
言葉はさらに厳しくなっていく。
どんどん言葉がエスカレートしていく。
最初は優しかった口調が、
しだいに厳しくなっていく。
自分のいうことをお子様が聞いてくれないからと、
言葉は感情的になり、さらに過激になっていく。
言っている本人の精神状態は乱れる。
もちろん、言われているお子様の自己肯定感も下がる一方だ。
これもすべて「人は変えられるという思い込み」から起きていること。
では、「人は変わらないのか?」
そんなことはありません。
「人は変わることができる」
でも、「人から変えられること」は嫌い。
そもそも皆さんは、他人から変えられたいですか?
ほとんどの人は「No!」でしょう。
そうなんです。
お子様だって、親から「変えられたくない」。
そう思っているわけです。
私の塾ではカウンセリングの際に、
このように聞いています。
「お子さんとご両親の意思統一はされていますか?」と。
「お子様の意思」と「両親の意思」が合致していないと、
中学受験は成功しませんから。
もう一度いいます。
「人は変えられない。でも、人は変わることができる」
「人は変わることができる」のなら、どうしたらいいの?
「どうしたら変わってくれるの?」
それが間違いです。
「お子様を変えようとしたらダメです」
変えようとするから難しくなる。
じゃあ、どうしたらいいの?
お子様を変えようとするのではなく、
「自分が変わればいい」。
自分が変わることで、
お子様に「気づき」を与えていくのです。
「気づき」を与えるだけで、
「答え」を提示するのではなく、
お子様自らが「気づき」、自らが「答え」を導き出すこと。
それで「行動」が変わります。
「お子様を変えようとするのではなく、
まず自分が変わると決めること」
私の8歳の娘は、読書好きです。
毎週、近くの図書館に行って3冊の本を借りて読んでいます。
私は、「本を読みなさい」と言ったことは一度もありません。
では、なぜ娘は本を読むようになったのか?
それは、私がいつも読書しているからです。
それだけです。
お子様に「努力は裏切らない!」と、
教えていかねばならない。
しかし、必ずしも努力は実を結んでいない。
それは、「正しい努力」が絶対条件であるからだ。
つまり、「正しい努力は裏切らない!」のだ。
私たちおとなは、
お子様たちに「正しい努力をさせる」、導いていく責任がある。
そして、「努力は裏切らない!」を教えていかねばならないのだ。
私、野田英男の「使命」は、
「かかわるお子様たちとその家族を笑顔にすること!」
※使命とは、天から与えられた自分の任務、自分の命の使い方。
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過去の事実はけっして変えられないが、
過去の解釈はいくらでも変えられる。
過去の事実に縛られると、
未来の可能性を縛ってしまうことになる。
未来の解釈をするのはあなた次第である。
野田 英男
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「中学受験と幸せの答え」をさがしていきましょう。
私はこれからも思っていることを本音で書いていきます。
塾業界で蔓延している非常識を明らかにしていきます。
皆さんに少しでも早く目を覚ましてもらうために!
「中学受験と幸せの答え」をさがしていきましょう。
では、また!
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