いつもお読みいただきましてありがとうございます。
中学受験カウンセラー野田英男です。
今回は「進学校と付属校の違い」について説明していきたいと思います。
わかっているようでわかってないのが進学校と付属校なんです。
今回は、進学校と付属校を大きく2つにわけて説明します。
①進学校と付属校では、学校に行く目的がそもそも違う!
②進学校と付属校では、入試問題がぜんぜん違う!
先日も他塾に通う小6生の受験校表を見せてもらいました。
第1志望校が「付属校」
第2志望校が「進学校」
第3志望校が「付属校」
第4志望校が「進学校」
第5・6志望校が「付属校」
第7志望校が「進学校」
こんな感じでしたね。
「進学校」と「付属校」がごちゃ混ぜの状態。
でも、どうしてこんな志望校になってしまうのでしょうか?
そもそもこれが志望校を決めるうえで「問題あり!」と気づいていますか?
なかには別に問題ないんじゃない?と感じている人もいるかもしれませんね。
でもね、この志望校「大いに問題あり!」ですよ。
まず、どうしてこんな志望校になってしまうのでしょうか?
それは偏差値の順番で志望校を決めているからですね。
これは「行かせたい学校」で選んでいません。
ただ偏差値だけで決めてしまっていました。
それでは受験するお子様がかわいそうですよ。
① 進学校と付属校では、学校に行く目的がそもそも違う!
この行く目的が違うことは知っていますよね?
・「進学校」は、大学受験で「難関大学」に進学することを目的とするため、中学・高校の6年間は受験勉強が中心の学校生活となる。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20211128/14/doctor2017/37/d9/j/o1600120015038417642.jpg)
・「付属校」は、基本的に大学受験はなく系列大学に推薦で進学できるため、6年間を好きなことに費やすことができる。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20211128/23/doctor2017/b8/8b/p/o0703050515038734580.png)
このように「進学校」に行くか、それとも「付属校」に行くかで学校生活は大きく異なることになります。それは行く「目的」が違うからですね。
② 進学校と付属校では、入試問題がぜんぜん違う!
当然といえば当然のことですが、けっこう皆知りません。
そして、付属校が志望校なのに、進学校向けの受験勉強をさせられています。
・「進学校」は、大学受験で「難関大学」に進学することを目的とする学校です。そのため、入試問題は難しくなります。6年後の大学受験に備え、大学受験に対応できる素地のある、難問に対応できる生徒を入学させたいからです。
・「付属校」は、基本的に大学受験はないため、大学受験に対応できる生徒を入学させる必要がありません。そのため、入試問題は基本が中心となります。難問が解ける生徒よりも基礎が定着していて視野が広く、様々なことに興味を持っている生徒を入学させたいと考えています。
このように進学校と付属校では、入試問題が異なります。
求める生徒像が違うのですから当然ですよね。
でも、一番の問題は、
付属校を志望しているのに、
進学校向けの受験対策をしてしまっていることなんです。
そこまでの難問対策はしなくていいのに、
必要だと思い込んで難問ばかりをやってしまう。
それで難しくて、
ついていけない・・・
成績を落とす・・・
クラスも下へ・・・
間違った受験対策をしてしまう弊害ですね。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20200711/21/doctor2017/d8/e1/p/o0800069714787493878.png)
付属校を志望している皆さんへ
もし進学校向けの勉強をしているのなら、
付属校向けの受験勉強に切り替えてあげてください。
これを読んでちょっとでも気になった方は、
中学受験カウンセラー野田英男まで、
お気軽にご連絡ください。
お子様に「努力は裏切らない!」と、
教えていかねばならない。
しかし、必ずしも努力は実を結んでいない。
それは、「正しい努力」が絶対条件であるからだ。
つまり、「正しい努力は裏切らない!」のだ。
私たちおとなは、
お子様たちに「正しい努力をさせる」、導いていく責任がある。
そして、「努力は裏切らない!」を教えていかねばならないのだ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20211120/20/doctor2017/4e/fa/j/o0640042715034463889.jpg)
私、野田英男の「使命」は、
「かかわるお子様たちとその家族を笑顔にすること!」
※使命とは、天から与えられた自分の任務、自分の命の使い方。
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過去の事実はけっして変えられないが、
過去の解釈はいくらでも変えられる。
過去の事実に縛られると、
未来の可能性を縛ってしまうことになる。
未来の解釈をするのはあなた次第である。
野田 英男
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「中学受験と幸せの答え」をさがしていきましょう。
私はこれからも思っていることを本音で書いていきます。
塾業界で蔓延している非常識を明らかにしていきます。
皆さんに少しでも早く目を覚ましてもらうために!
「中学受験と幸せの答え」をさがしていきましょう。
では、また!
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