親子で変わる中学受験

親子で変わる中学受験
「お母さん、もう頑張らなくていいんです」

「お二人がいわれるケアレスミスとは、『ちょっとした計算ミスなので、落ち着いて考えれば次は正解を出せるはず』という意味ですよね?」
「まぁ、そういうことです」
友香さんの顔を見ながら、そう言ってうなずく幸一郎さんに私は話しました。
「自分がきちんと解答できているか、問題を読みまちがえていないか、そういうケアができるかどうかも試験では評価されていると考えるべきです。ケアレスミスだからって、不正解が変わることはないんです。そういう子は、次に同じ問題が出ても同じところで間違えるものなんです。本心では間違えていなかったと思うことで反省につながらず、同じミスを繰り返すんです」 続きを読む

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「お母さん、もう頑張らなくていいんです」

「たぶん翼くんに悪気はありませんよ。お母さんを悲しませたくないとか、お母さんに注意されるのがイヤだとか、理由はいくつか考えられるんですが、本人は無意識のうちにやっているのだと思います。がんじがらめの監視は受験生をいつの間にか追いつめます。それが原因でやってはいけないことをついつい、ということもあるのです」 続きを読む

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「お母さん、もう頑張らなくていいんです」

「お恥ずかしい話ですが、このあたりの考え方は夫婦の間で少し違っていまして、時々衝突するというか……。実は、妻自身がS塾に通っていた経験がありまして、その成功体験が少し強すぎるきらいがあるんです」 続きを読む

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「お母さん、もう頑張らなくていいんです」

この仕事をしているとわかるのですが、元塾講師の家庭教師さんはたくさんいます。ただ、塾講師として結果を出せなかった人、または社会性に欠け組織になじめなかった人が家庭教師に流れている場合もままあるのです。有名塾講師という経歴だけを信じすぎると思わぬ落とし穴に落ちることもあることは忘れてはなりません。 続きを読む

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「お母さん、もう頑張らなくていいんです」

その変化に対応できず、5年生から成績が落ちていく生徒が続出します。浩史くんもその一人だったようです。
「4年生までの成績はよかったのにどうしてこんなに落ちていくんだろう」とお母さんは考えます。とても不安です。しかし、4年生まではできていたという成功体験がある。
「だからうちの子は大丈夫だろう」と思い込んでしまうのです。
というより、思い込もうとする。 続きを読む

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「お母さん、もう頑張らなくていいんです」

大手塾には、そういう雰囲気はありますね。ただ、上のクラスにいても落ちる子もいれば受かる子もいます。また、それ以下のクラスにいても合格することだってありますよ」
「でも、卒業生たちの進路を見ると、だいたいクラスレベルに合った学校に受かっている感じです。だとしたら、塾のクラスをあげることが合格への目安になるはずなんですけど……間違ってます?」 続きを読む

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「お母さん、もう頑張らなくていいんです」

「だから、大手塾の公開模試で偏差値が60以下だった子が、
早稲田、慶應系の中学に合格することもよくあるんです。
あてにできないということなら、Y塾さんの公開模試の偏差値も同じです」 続きを読む

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小学校5年生の松田梨華さんは、来月から6年生になるタイミング。2年前にお母さんの勧めで大手芸能事務所のオーディションを受けて合格し、現在は子ども雑誌のモデルなどを少しずつ始めています。
「来月には関東ローカルですけど、テレビCMも決まってるんです。将来の夢はトップアイドルです」とのこと。
「で、マネージャーが『これからは学歴も一つのウリになる時代です』なんていうから、5年生になったときからW塾に通わせてるんです」 続きを読む

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「ただ、塾の補習ってものに、ぼくがちょっと……」と、
幸一郎さんが言葉を選びながら、妻の言葉を継ぎました。
「こんなこと、塾の先生に申し上げることでもないのですが、
ぼく自身は集団指導の補習を同じ塾が個別指導で行うというシステムに、
なんだか引っかかりを覚えるんです。」 続きを読む

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