これからの学歴に代わるもの?

これからの学歴に代わるもの?

中学受験カウンセラー 野田英夫です。

野田英夫 著「中学受験 大学付属校 合格バイブル」ダイヤモンド社
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皆さん、ありがとうございました!!

 

今回のテーマは、
「これからの学歴に代わるもの?」

これからの学歴に代わるもの?

「中学受験 大学付属校 合格バイブル」こんなタイトルの本を書いといて、
「学歴に代わるもの」って?
そりゃあ矛盾してませんか?

そんな声が聞こえてきそうですね。

でも、まったく矛盾しないので安心してください。
最後まで読んでもらえればきっと納得してもらえます。

先に結論を言います。
これからの学歴に代わるもの、

それは、
1つ目が、
「生き抜く力」です!
この未来を自立、自走して、「行く抜く力」

これこそが学歴に代わるもの。
自立していて、
自分で走れて、
「生き抜く力」を持っている。
これこそが、これからの社会で必要な力といえる。

そして、
2つ目が、
「自分の使命を知ること」
これは最後に詳しく語ります。

もうすでに世の中は、学歴を盾に生きていけない時代となった。
学歴を手に入れれば、この先安心!
そんな幻想は過去のもの。
終身雇用が崩壊し、この会社に入ったら将来安泰なんて、
昔のこと、
年功序列?
過去の遺物となってしまった。
あの世界のトヨタだって、
「終身雇用を守っていくというのは難しい局面に入ってきた。終身雇用を守るインセンティブが企業側にあまりない。」と、
豊田章男社長の口から語られています。

企業に限らず、公務員だって安泰の時代は終わります。
先週、「お金持ちになりたい」と言っていたあのS氏ですが、
彼は、実は公務員なんですよ。
その彼が、
「自分は逃げ切れればいいんだ」と言っていましたね。
定年はまだまだ先なのに、逃げ切る、つまり定年後のことを考えている。
どう思います?

企業だったら、こんな発想している社員なんか、
即座に、クビですよ。
生産性のない、やる気のない社員なんか、
雇っている余裕なんかありませんからね。

でも、そのS氏だって、逃げ切れるかどうかはわかりません。
公務員にも、終身雇用崩壊の波が訪れますから。
すぐそこに。

好学歴があっても生き残れない?

「K氏」という男がいます。(いました?)
もう15年くらい連絡とっていないので、
いまは何をしているのか、わかりません。

K氏は、早稲田大学を卒業後、
三菱UFJ銀行(当時は三和銀行)に就職しました。
(内定がでていた会社も一流企業ばかり。)
しかし、理由はわかりませんが1年で退行。
その後、大手メーカーに転職、これまた1年で退職。
次は、さすがに大手は採用してもらえず、中小企業の印刷会社へ。
今度は、半年持たず退職。
次は・・・。
そして、次は・・・。
というふうに転職を繰り返し、いまは何をしているのか、わかりません。
連絡も取れなくなった。

彼は、早稲田大学を卒業しているのですから、
かなりの好学歴といえます。
いい学歴(好学歴)はあった。
(当時はいま以上に、早稲田大学の価値は高かった。)

しかし、彼には社会で活躍できる力はなかった。
学力における偏差値は高かったので、
「偏差値エリート」ではあったと思う。
しかし、社会で通用する偏差値は持っていなかった。
「生きる偏差値」は低かったのだと思う。
自立し、自走できる「行く抜く力」は持ち合わせていなかったのだ。

皆さんの周りにも、いい大学出てるのに、
社会に出たらぜんぜんダメっていう人、
ひとりや二人はいませんか?

では、「学歴」はもう必要ないのか?

では、もうこの先、「学歴」は必要ないのだろうか?
そんなことはない。
学歴は必要だし、
社会を上手に生きていくための「道具(アイテム)」になると思う。
だから、必要なのだ。

でも、これからは最強のアイテムにはならないだろう。
そう思う。

学歴とは、
「過去の努力を計るアイテム」になっていくだろう。
この「過去の努力を計るアイテム」とは、
その人が、いままで勉強で努力してきたかどうか、これを計るための尺度、ということ。
その人が、いままでにどれだけ勉強してきたか、勉強に努力してきたか、これを計る指標のことである。

もちろんいまもなお、その側面はあるのだが、
さらに、これからは、この側面が強調されていくと思う。
あくまでも「過去の努力」という尺度の部分だけである。

いまはそれに加えて、「その人の評価」をする側面が強い。
東京大学卒業だから「この人はすごいんだ」という「その人の評価」の側面である。

しかし、前述したように、東大出ていようが、早慶出ていようが、
使えない人は使えないのである。
だから、学歴だけをみて「その人の評価」を下すのはナンセンスだ。
しかし、誤解する人もいるので書いておくが、
高学歴になるに従って、優秀な人材の占有率が高いのはその通りである。
偏差値の高い大学に、
優秀な人材が多いのも確かである。
また、その逆も然りである。

しかし、ここで言いたいのは、
「学歴」があっても、
それ以上に「生き抜く力」が足りないと、
世の中を渡っていけないということだ。

それでも学歴を買いに行くのか!

かつて私の上司は、
こんなことを言っていた。
「進学塾という株式会社だから」、こんな発想で聞いてほしい。

「塾っていうのは、学歴を買いに来るところなんだよ、
保護者たちは東大を夢みる、
だから、開成とか、桜䕃とか、東大への近道となるチケットを求めて塾に買いに来る」

この話を聞いたのも、
もう20年くらい過去になる。
でも、20年経過したいまでも、
あまり変わっていないように感じる。
やっぱり学歴を買いに来てると思う。
特に、難関進学校を志望している家庭はその傾向が強いと感じる。

「進学校」は、6年後に一流大学に入るための学校。
「付属校」は、6年間かけて自分の生き方を見つけるための学校。

こういう目的の違いが明確になっている。
どっちがいいとか、悪いとかいうんじゃない。

中学・高校の6年間というのは、とても多感な時期だ。
一番成長する時期でもある
私は、子どもたちに、この6年間をムダにしてほしくない。
大きく成長するために、自分の未来のために、大切な時間としてほしい。

もちろん「進学校」だって、本人しだいなのかもしれない。
しかし、私が「中学受験 大学付属校 合格バイブル」を執筆した目的は、
世間に「大学付属校」に関する情報が少なく、
間違った認識をされているご家庭が多いからだ。
本当の「大学付属校」を知ってもらいたかったからだ。
もっと「大学付属校」の魅力を知ってもらいたかったからだ。

「大学付属校」に行くと将来の選択肢が狭められてしまう、
こんな間違った解釈をしている方がいまだにいる(少数になったが)。
塾関係者や教育者(自称?)に多く存在するのだが、とんでもない話である。
これこそ学歴至上主義の負の遺産である。

「大学付属校」こそ、将来の選択肢を広げる。
社会で通用する「行く抜く力」を養える場所だと信じている。

そして、この6年間が、自分が世に生を受けた意味を知る時間となるのだ。
2つ目の「自分の使命を知ること」である。

自分の使命をみつけるために!

「使命」とは自分の命の使い方、
そして、命とは、自分の時間の使い方である。
どのように自分の命を使っていくか、
この自分の「定め」をわかった人は幸せだと思う。

かなり大きな話になったと思われるかもしれないが、
学校というのは、
この自分の使命をみつける場所なんだと思う。
自分がこれからの未来、どうやって生きていくかを。

まして学歴を手に入れるために行く場所ではないのだ。

師匠から、こんな話を聞いたことがある。
「人は生まれるときに天から一通の手紙をもらってくる。
それにはその人の使命、やらなければいけないことが記してある。
でも、生まれたときに、その手紙の存在も自分の使命も忘れてしまう。
だから、人間はその使命を一生懸命に探していく。
そして、その使命を全うするために一生懸命に生きていくのだ。」

まさに一生をかけて、命を懸けて、使命を全うするのである。

子どもたちが、
自分が世に生を受けた意味を知り、
これからの生き方がわかったとき、想像してみてほしい。
どんなに大きく成長していくことか、
どんな活躍をしてくれるか、
ワクワクしませんか?

私はこれからも思っていることを本音で書いていきます。
塾業界で蔓延している非常識を明らかにしていきます。
皆さんに少しでも早く目を覚ましてもらうために!

では、また!
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