「思い込み」は想像を絶するパワーを生みだす!

「思い込み」は想像を絶するパワーを生みだす!

中学受験カウンセラー 野田英夫です。

いつもお読みいただきましてありがとうございます。
今回のテーマは「思い込み」

「思い込み」は想像を絶するパワーを生みだします。

 

早慶戦を目標に!頑張り屋の“キミヨリ”くん

過去にこんな生徒がいました。
サピックスから6年生のはじめに転塾してきた“キミヨリ”くん。

第一志望校は慶應中等部。
野球が大好きで、早慶戦に出るのを目標にし、
先生からの指示はきっちり守り、
いつも期待以上のことをやってくる努力の子でしたね。
成績が少し下がっても、
「ぼくは慶應に合格して、早慶戦を戦うんだ!」と、
気持ちがブレないようにしていました。
受験本番、
1月の受験校はすべて合格、
順調なスタートを切りました。

しかし、2月に入り、
慶應普通部に不合格、
さらに慶應湘南藤沢にも不合格・・・。

第一志望の慶應中等部の結果は・・・?

期待されると頑張れるって本当なの?


「ピグマリオン効果」って聞いたことありませんか?

人は期待されると頑張ってしまうもの。
これをアメリカの心理学者「ローゼンタール」の実験によって証明されています。
教師が期待をかけた生徒たちの成績が向上としたのです。

この実験では、教師に事前に「この生徒たちは見込みがある」と告げておきます。
しかし、この生徒たちはランダムに選ばれた生徒たちで、見込みがある根拠はなにもありません。しかし、教師は見込みがある生徒たちだと信じることで、その生徒たちに期待をかけます。

生徒たちは、教師から期待されていると感じ、頑張ることで成績が上がるという結果になります。

つまり、教える先生が、この生徒は合格できると信じることで、
それが生徒にも伝わり、頑張って努力するようになり成績が上がり、合格に近づくということ。

これは教師に限ってのことではありません。
親や、まわりの人がその子に期待をかければ、
子どもはその期待に応えようと頑張るということ。

では、期待しないとどうなるの?

いま紹介したピグマリオン効果の逆、
「ゴーレム効果」というものがあります。

「子どもに見込みがない、期待していない、
こう思っていると、実際その通りになっていく」というもの。

成績をみて、
「なんでこんな成績しか取れないの?」
「これじゃあ、合格できるはずない!」
こんなことばを子どもに投げてしまっていると、
ゴーレム効果により、どんどん悪い結果になってしまいます。

悪い成績だった場合、
皆さんの言いたい気持ちは理解できます。

でも、感情にまかせて言ってしまったら、
逆効果だってことは覚えておいてください。

ついでに先生についても触れておきます。

「やる気がないのは生徒の責任だ」
「わからないのは理解力が足りないからだ」
「自分の仕事は教えることだ」
こういう発言をする先生に教わるのは遠慮した方がいいですね。
生徒に期待していないし、
生徒を信じていない、
こういう先生だと成績が上がらないし、合格できない。

思い込みは想像を絶するパワーを生む!

周囲が期待をかける➡やる気になる➡できると信じる

生徒が、「できると信じる」こと、
この「思い込み」は最高のスパイスとなります。

「信じる者は救われる」ではないですが、
「信じる者は合格する」は成立します。

こんな実験がされました。
乗り物酔いしやすい2つのグループ、
バス旅行に出かけることになりました。

Aグループには、乗車前に「最新の酔い止め薬」と言って服用させ、
Bグループには、乗車前に「ビタミン剤」と言って服用させました。
こんな結果となりました。

Aグループ乗客のほとんどがバス酔いすることなく、元気に帰ってきました。
Bグループ乗客のほとんどがひどいバス酔いのため、具合わるく帰ってきました。
まあ、当然の結果ですよね。

でも、Aグループにも、Bグループにも、
同じ「ビタミン剤」を服用させていたらどうでしょうか?
「最新の酔い止め薬」というのは嘘だったのです。
両グループともに、単なる「ビタミン剤」を服用してもらっていたのです。
人間って、スゴイですよね!
「病は気から」と言われますが本当なんです。

これは「思い込みの効果」、
「プラシーボ効果」といいます。

先ほど「ピグマリオン効果」について触れましたが、
周囲の人が合格できると信じること!
そして、
子どもが合格できると信じることで、
「思い込みの効果」によって、
想像を絶するパワーを生みだします。

第一志望の慶應中等部の結果は・・・?

“キミヨリ”くんは、
慶應普通部、慶應湘南藤沢、このふたつの不合格に、
泣き続けていました。でも、
「今日の慶應中等部は全力で問題を解いてきた。」
「こんなことで僕の夢は消えない。」
「慶應中等部は絶対に合格しているはずだ!」

精一杯努力してきたからこそ、
こんなコトバが出てくるでしょう。

「僕の夢は、早慶戦で戦うことです!」

その翌日、慶應中等部(一次)合格を勝ち取った。
そして、二次試験を経て、
慶應中等部の合格を勝ち取ったのだ。

私はこれからも思っていることを本音で書いていきます。
塾業界で蔓延している非常識を明らかにしていきます。
皆さんに少しでも早く目を覚ましてもらうために!

では、また!
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