国語の入試は至って単純なのです!(前編)

国語の入試は至って単純なのです!(前編)

中学受験カウンセラー 野田英夫です。

今回と次回は久しぶりに国語の話をします。
国語の入試問題について、
国語の入試問題は至って単純だ、ということを説明します。

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国語の入試問題は「物語文」と「説明文」が出題される

国語の入試問題は、
ほとんどの学校で、
「物語文」と「説明文」の2種類の文章から出題されます。

あたりまえのように聞こえますが、
実のところちゃんと理解していない。

「物語文」と「説明文」だけを攻略すればいい。
「物語文」と「説明文」を読めるようになればいい。

えっ!
でも、詩とか、短歌や俳句だってあるじゃない?

ありますね。
でもね、詩・短歌・俳句も、
「物語文」に入ります。
あとで詳しく説明しますが、
物語文と同じ読み方をすればいいんですから。

それに、
随筆文っていうのもありますよね?
これは?

あせらないでね。
順番に説明しますから。

詩・短歌・俳句だって物語文の読み方でOK!

まず次の詩の問題をご覧ください。
これは今年(2020年度)、青山学院中等部で出題されたものです。

こどもたち               茨木のりこ

こどもたちのるものは断片だんぺん

それだけではなんの意味もなさない断片

たとえ視られても

おとなたちは安心している

なんにもわかりはしないさ あれだけぢゃ

それら一つ一つとの出会いは

すばらしく新鮮しんせんなので

こどもたちは永く記憶きおくにとどめている

よろこびであったもの おどろいたもの

神秘なもの みにくいものなどを

青春があらしのようにどっとおそってくると

こどもたちはなぎたおされながら

ふいにすべての記憶をつむぎはじめる

かれらはかれらのゴブラン織を織りはじめる

 

その時に

父や母 教師や祖国などが

へびや毒草 こわれたかめ  ゆがんだ顔の

イメージで ちいさくかたどられるとしたら

それはやはりかなしいことではないのか

おとなにとって

ゆめゆめ油断のならないのは

なによりもまづ まわりを走るこどもたちは

今はお菓子かしばかりをねらいにかかっている

この栗鼠りすどもなのである

 

ちなみに物語文で問われる設問で多いのって何でしょうか?
物語文で何が多く問われますか?

「情景」を感じとって、
「気持ち」が問われます。

この詩だって、
「情景」を感じとって、「気持ち」が問われます。

同じでしょ!

短歌や俳句だって、
さらに短い言葉になっただけ。
短い言葉から、
情景を感じとって、気持ちを読み取る。

だから、
物語文として攻略すればいい。

随筆文だってありますよね?

随筆文っていう文章だってあるじゃないですか?

そうですね。
でも、
これも「物語文」と「説明文」の読み方が、
マスターできていれば、それでいい。

まず随筆文ってどんな文章でしたっけ?

ひと言で説明すると、
「エッセイ」ですね。
作者自身が経験したことを自由に書いた文章。
「文学的随筆文」と「説明的随筆文」の2種類があります。

まず文学的随筆文は、「物語文」の読み方でぜんぜんOK!
だって、作者自身が主人公ですから。
作者である主人公の気持ちを読み取りながら読み進める。
物語文とまったく同じです。

物語文と随筆文の境目って、よくわからないぐらいなんです。

例えば、“さくらももこ”の「ちびまる子ちゃん」
漫画では、物語として描かれています。
でも、“さくらももこ”自身の幼少期の体験を描いたものだから、
本来は随筆文でもいいはずよね。

だから、“さくらももこ”は、
「ちびまる子ちゃん」以外の著作の多くが、
随筆文(エッセイ)ですね。

次回は、
「説明的随筆文」から説明しますね。

私はこれからも思っていることを本音で書いていきます。
塾業界で蔓延している非常識を明らかにしていきます。
皆さんに少しでも早く目を覚ましてもらうために!

では、また!
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