出題傾向が付属校と進学校で違うって本当ですか?

出題傾向が付属校と進学校で違うって本当ですか?

早慶合格への道先案内人、
早慶維新塾 塾長 野田英夫です。

「出題傾向が付属校と進学校で違うって本当ですか?」
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出題傾向が付属校と進学校で違うって本当ですか?

本当です!
付属校と進学校では出題傾向が異なります。

皆さん、けっこうな割合で知りませんよね。
特にサピックスなどの大手進学塾に通う家庭の皆さんは知りませんね。

私がこれに回答すると皆さん驚かれますよ。
ほとんどの塾では、
付属校志望の生徒だろうと、
あるいは
進学校志望の生徒だろうと、
まったく同じ指導をしています。
つまり、分けられて指導がされていません。

志望校を優先するのではなく、
成績によりクラス編成がされているからです。

塾ではどのような指導がされているのか?

付属校と進学校では出題傾向が異なります。
そうなると当然志望校に合わせて受験勉強もかわっていくべきです。

付属校を志望する生徒には、
付属校向けの勉強が必要になります。

進学校を志望する生徒には、
進学校向けの勉強が必要になります。

あたりまえですよね。

しかし、
サピックスなどの大手進学塾では、
またグループや集団で指導している塾では、
成績でクラス分けがなされて、
十把一絡げの一律の授業が提供されています。

例えば、
同じクラスのなかに、
付属校の慶應義塾中等部を志望している生徒もいれば、
進学校の開成中学校を志望している生徒も、
同じ場所で勉強しているのです。

これっておかしくありませんか?

同じような成績だから、
同じクラスで勉強する?

慶應中等部と開成中学校の出題傾向って、
全然ちがいますよ!

塾では難関進学校のための授業が提供されている

実は多くの塾では、
進学校向けの授業が提供されています。
それも御三家などの難関進学校のための。

だから、もし付属校を志望しているなら、
先ほど挙げた、
サピックスなどの大手進学塾や、
またグループや集団で指導している塾は、
「ぜんぜん合わない!」といえます。

では、そもそもなぜこのような集団塾では、
難関進学校の指導がメインなのか?

理由は2つあります。
まず、長くつづいた「進学校人気」
もうひとつは、『予習シリーズ』です。

塾が難関進学校の指導をする2つの理由について

①「進学校人気」
大学入試改革、定員枠の厳格化など、
いまは大学入試がとても難しい。
だから、中学受験においては「付属校ブーム」となっていますね。

しかし、数年前までは、
圧倒的な「進学校人気」でした。
それも10年以上と長く続いていましたね。

同じ偏差値だったら、
付属校を選ばずに、
進学校を選択していました。

大手進学塾の合格実績をみると、
明らかに進学校を前面に打ち出していました。
まあ、これは現在でもあまり変わりませんが。

かつては開成、麻布、桜䕃、女子学院などの
難関進学校の合格実績ばかりが、
デカデカと載っていましたね。

逆に、
早稲田実業なんかは小さくしか扱われていませんでしたよ。

塾としては、
付属校の合格実績よりも、
進学校の合格実績を前面に打ち出した方が、
生徒が集まっていましたからね。

だから、進学校のための授業をしていたのです。
進学校に向けた指導をしていた方が、
進学校の合格者数を稼げて、
生徒がより集まるからです。

②『予習シリーズ』

まず『予習シリーズ』というテキストをご存知ですか。
四谷大塚が発行している中学受験のバイブルとも呼ばれていたテキストです。

他の塾でも、
このテキストを採用していました。
大手進学塾のひとつ、
早稲田アカデミーでもメインテキストとして、
この『予習シリーズ』を採用しています。

私自身もこのテキストで指導していた時代がありましたので、
このテキストの良さは十分に理解しているつもりです。

しかし、この『予習シリーズ』、
やはり「難関進学校向け」なんですよね。

それも開成中学校などの御三家のためのテキストです。

もう50年以上前、
ある小学校の教師が、
中学受験生のために開発したのが発端です。
その教師の教え子が、
開成中学などの難関進学校に多数合格していた。
その情報を聞きつけて、
それをもとに作成されたのが『予習シリーズ』というわけです。

つまり、
中学受験テキストの元祖ともいえる、
この『予習シリーズ』というのは、
そもそも「難関進学校合格」のためのテキストなんです。

では、なぜ付属校と進学校では出題傾向が違うのか?

付属校と進学校では、
学校に行く目的が違うことをご存知ですか?
行く目的です。

まず進学校ですが、
あたまに「大学」が入ります。
「大学進学校」なのです。

そうです。
「難関大学」に「進学」することを目的とした学校です。

次に付属校ですが、
同じくあたまに「大学」が入ります。
「大学付属校」なのです。

そうです。
「系列大学」に「進学」することを目的とした学校です。

進学校は、基本的には、難関大学を一般入試で狙うこととなります。

一方の付属校は、エスカレーターと呼ばれるように系列大学に推薦で進学することとなります。

そうすると、中学・高校の6年間の過ごし方が変わりますよね。

進学校では、難関大学を一般入試で狙えるだけの学力を身につけることが目的となります。
付属校では、大学受験がないため、受験ではない学問、スポーツ、社会に出てから通用するためのスキルなどを学ぶことが目的となります。

進学校と付属校では、
学校に行く目的がこのように異なるわけです。

行く目的が異なるから、
入試傾向も違ってきます。

学校側が求める生徒も違っています。
当然ながら、入学試験も違ってくるわけですね。

私はこれからも思っていることを本音で書いていきます。
塾業界で蔓延している非常識を明らかにしていきます。
皆さんに少しでも早く目を覚ましてもらうために!

では、また!
もし、受験のことでお困りのことがありましたら、
野田英夫がカウンセリング(無料)を実施します。
お気軽にご連絡ください。
また、コメント、メッセージも頂けると執筆の励みになります。
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