漢字練習の意味

漢字練習の意味

 

夏休み・毎日漢字練習をしてみましょう

こんにちは。早慶維新塾・国語担当の青山雄一(あおやまゆういち)です。

夏休みにはいり、じっくりと勉強に取り組める時期に入ってきました。

毎日漢字や計算をしているというご家庭も多いと思いますが、

学校があると「忙しい」「疲れている」等々、様々な理由でさぼりがちです。

でも、夏休みなら何とかなるのではないでしょうか?

毎日10分でもいいので漢字練習に時間を割いてみてください。

さて、漢字練習をするのはいいのですが、漢字練習って何のためにするのでしょうか?

そんなの漢字を覚えるために決まっている!入試でも漢字の書き取りがでるから!

もちろん、上記の理由は間違いではありません。でも、それだけではないのです。

漢字の意味を覚えるには

話はちょっと変わります。
長文読解問題で、読解できない理由に言葉の意味が分からないから、というのがあります。

授業中長文読解問題を解いてもらうときに、

文章を読み終わった時点でいったん止めて

「意味の分からないところはある?」と聞いてみます。

すると、質問のほとんどは言葉の意味が分からないというものです。

もちろん、私から言葉の意味を伝えますし、辞書で調べさせることもあります。

それでは、それで言葉を覚えるでしょうか?

実はなかなか覚えられません。

なぜなら、完全に受け身の勉強だからです。

やはり、自分で頭を働かせて、自分でやってみる部分がないとなかなか身に付きません。

先生に教えてもらって納得しておしまい。辞書で調べて意味が分かっておしまい。
自分から何かをするという部分がありません。

そこで、漢字練習を活用しましょう

漢字練習するときに、その言葉の意味が分かっているのかを確認してください。

具体的にどのようにするか、ですが・・・
よくある方法ですが、「例文を作る」のがいいでしょう。

漢字練習の時に例文も書いてきてと指示をすると、
ドリルにある文章を丸写しするだけということも少なくありません。

そうではなくて、自分で作るのです。
もし、可能ならば、3つくらいの言葉を使って例文を作るのも効果的です。
(私は、間違えた漢字だけ例文を作ってもらっています。
全部かけといったら、いやになっちゃいますよね)

今ちょうど手元に漢字テストがあります。
(1) 耕す (2)準備 (3)精力的
この3つの言葉を使って文章を作ってみてください。

「彼は農具を準備すると、精力的に畑を耕し始めた」
・・・なんか変な文章ですが、意味は通じます。
この程度で十分です。

この漢字テストにはほかに
「寄宿舎」「提示」「有頂天」「信義」「絶賛」
などの漢字が出題されています。
上記のものを例に出したのは、誤答率が高かったからです。

そして、誤答だった生徒に聞いてみると意味も分かっていません。

漢字の練習をするということが、漢字を書けるようにするだけではもったいない。
漢字の意味も分かるようにしていく工夫をすることで読解力にもつながります。
練習の時にひと手間必要ですが、

そのひと手間、かけるのと書けないのでは大きな差が出ますよ。

すべての学習は読解に通ず

そのほかにも、言葉の知識の学習など国語には様々な知識事項の学習が含まれています。
もちろん、入試で出題されるから勉強するというのも事実です。

しかし、知識を身に着けたらそれが読解につながる。これが大切なことです。

ぜひ参考にしてみてください。