どうして逆転合格できる子とできない子が出てきてしまうのか?【前編】

どうして逆転合格できる子とできない子が出てきてしまうのか?【前編】

早慶合格への道先案内人、
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今回お話するのは、
どうして逆転合格できる子とできない子が出てきてしまうのか?

模擬試験で合格可能性30%以下だった子が、
「逆転合格」を果たしたということを耳にしたことがあると思います。
しかし、一方で模擬試験ではつねに合格可能性80%以上だった子が、
「不本意な結果」に終わったということもよく聞きます。
では、どうしてこんなことになるのでしょうか?

偏差値を絶対視してはいけない!

受験生と受験生の保護者にとって、
偏差値というのは絶対的な権威を持っています。
偏差値が、上がった下がったで一喜一憂し、
志望校の合否を占う絶対的な存在となっています。

しかし、まず知っておいていただきたいのは、
偏差値を「けっして絶対視してはいけない」ということです。

まず、模擬試験によって偏差値の数値は全然違うということ。
例えば、早稲田実業(女子)の偏差値ですが、
SAPIX 「58」
日能研   「66」
四谷大塚  「68」
首都圏模試 「74」
同じ学校なのに、これだけの差があります。
上下差で「16」もあります。

では、なぜこんなにも違いが出てしまうのか?

それは模擬試験であっても「出題傾向が異なるから」です。
例えば、SAPIXが実施している模擬試験(サピックスオープン)は、
難関進学校に向けた問題作成になっています。だから問題の難易度も難しい傾向です。

一方、首都圏模試センターが実施している模擬試験(統一合判)は、
難関進学校向けではなく、大学付属校や中堅校に向けた問題作成になっています。
だから問題も比較的易しい傾向になっています。

だから、
志望校に合わせた模擬試験を受験しなくてはいけない!

つまり、難関進学校を受験するのであれば、
サピックスオープンの方が適していて、
大学付属校を受験するのであれば、
統一合判の方が適しているということになります。

例えば、先の早稲田実業(女子)を受験する場合、
サピックスオープンで合格可能性80%以上だったとして、
出題傾向が異なるため合否判定はあまり当てにならないのです。

しかし、これも知っておいた方がいいと思います。
サピックスオープンを受験している生徒と、
統一合判を受験している生徒とでは、
「受験者層が異なる」ということです。

平たく言えば、
サピックスオープンを受験している生徒の方が「優秀生」が多い、
ということです。

さらに補足説明として、
日能研も四谷大塚の模擬試験も、
「難関進学校向け」の出題傾向となっています。

では、また!
来週につづきます。