なぜこんなに難しいのですか?【後半】

なぜこんなに難しいのですか?【後半】

それが証拠に、やさしい問題を扱うようになると、
保護者からクレームが入ります。
そしてそれが続くと、もっと難しい問題を扱っている他塾に転塾していきます。
しかし、クレームを入れたり、他塾へ転塾をする家庭は、
成績最上位にいる上位2~3割の家庭なのです。
(成績下位なのに、難しい問題を扱うようにとクレームを入れる家庭もたまにありますが・・・)

元サピックス講師いわく、
生徒の状況に合わせて、難易度を下げた授業をしたら翌日に即、クレーム電話。
予定のカリキュラムを終了できなかったときも、翌日に即、クレーム電話。
それも一家庭からではないですよ。
当然ながら、教室長からも厳重注意を受けたとのこと。
生徒のことを考えての行動だったそうですが、
「そんなことより、予定通り授業して」と言われたそうです。

さて、難問もそうなのですが、
宿題についても保護者からクレームが入ります。
宿題が少ない(適切な量?)と、保護者は不安になるのです。
だから、塾側は多すぎる宿題を出す。
クレームが入るよりは多すぎる方がよいと考える。
子どもは多すぎる宿題に四苦八苦する。
多すぎるどころか、終わらない量・・・。
タマッたものではありません。

サピックスに限らず、
大手進学塾から転塾してきた保護者の多くが、
宿題が少ないと不安を感じるようです。

早慶維新塾では「量よりも質」を大事にしています。
質を高めて、効率的な定着と学力向上を図っています。
この量でも、質を高めて勉強すればしっかり成績は上がります。
しかし、「先生、宿題この量で大丈夫ですか?」とよく言われます。
「違うんだよなあ・・・」と内心感じてしまいます。

皆さんはこんなふうに考えていませんか。
「難しい問題をやっていれば、それよりも簡単な問題は解ける」
でも、これって誤解ですよ。

「難しい問題を理解して正解できれば、簡単な問題も正解できる」
これならその通りですね。

しかし、いくら難しい問題をやっていても、
理解して自分のもの(定着)となっていないと、簡単な問題も正解できません。
基礎のうえに応用があるのです。

元サピックス講師は、
こんなことも言っていました。
「こんな難問、本番の試験では出ないのに・・・」
自戒の念を込めてつぶやきます。

では、また!
皆さまからの質問持っています。