出題傾向って何ですか?

出題傾向って何ですか?

保護者がお持ちの悩みを
中学受験カウンセラー野田英夫が解決するブログです。
保護者からいただいた相談メールにズバリ回答いたします。

【相談内容】
出題傾向って何ですか?

(小4のお母さんから)
今年受験を終えたお母さんから「出題傾向」について聞きました。
学校ごとに入試問題の出題傾向が違うから、
「むやみやたらに勉強させても意味がない」という話でした。
正直なところ私は受験のことは不勉強のせいか、
あまりピンときませんでした。
そのお母さんの息子さんは、慶應のどこかに合格しました。

息子は、早稲田か慶應のどちらかに行きたいと言っています。
野田先生、わかるように簡単に教えてもらえませんか。
どうぞ、よろしくお願いします。

 

【回答内容】
早慶合格への道先案内人、
早慶維新塾 塾長 野田英夫です。

はい、承知しました。
なるべくわかりやすく解説します。

まず出題傾向について説明します。
出題傾向とは、
「入学試験で出させる問題の特徴のこと」です。
「どんな特徴の問題が出やすいか」ということです。
これはすべての学校でその傾向は違っています。
志望している早稲田と慶應でも違っていますし、
「早稲田の各校(早稲田実業、早稲田中学校、早稲田高等学院・・・)」でも、
「慶應の各校(慶應普通部、慶應湘南藤沢、慶應中等部)」でも、
違っています。

さらに、大きくは、
「進学校(大学受験を目的とする学校)」と、
「付属校(大学のある学校で、基本的にその大学に進学をする)」でも、
出題傾向は違っています。
ちなみに、以下は早慶維新塾HPへのリンクです。

https://xn--hjux2h.jp/
入試分析のページに早慶各校の出題傾向が載っていますので

参考にしてください。

余談ですが、
大手進学塾での授業は、
基本的に「進学校」向けに、それも難関進学校に向けた内容となっています。
そのため、付属校を志望しているのであれば、
大手進学塾の授業は適していません。
使用しているテキストも、授業レベルも、
難関進学校向けのため難しすぎるものとなっています。

お友だちのお母さんが伝えたかったことは、
「息子さんは来年5年生だから、そろそろ志望校に向けた勉強をさせた方がいい」と、
そのように伝えたかったのではないでしょうか。
とても良いアドバイスだと思います。
その息子さんは慶應付属校に合格したということなので、
きっと志望校の出題傾向を研究して勉強を進められていたと想像します。
きっと大手進学塾に通われていたのではないと思います。
少なくとも、大手進学塾と並行して、
家庭教師や個別指導塾で志望校対策をしていたと想像します。

志望校の出題傾向を知っておくこと、
これには大きなメリットがあります。
出題傾向を知っておけば「無駄のない効率的な勉強」をしていけます。
問われやすい出題単元を重点的に攻略しておけます。
そこが大きなアドバンテージとなるのです。
例えば、早慶付属校ではテキストなどに載っていない、
日常生活に関する出題がされます。
これは、塾のテキストばかり勉強している生徒には、なかなか正解できない問題ですが、
このような問題の対策をしているか、していないかで、合否をわける場合もあるのです。
出題傾向を知っていれば、対策を講じることができます。つまり、しっかり得点できる。
知らなければ、得点できない。
こういうデメリットとなる可能性があります。

慶應義塾中等部社会 平成28年度 大問1 問7~問11より

どうでしょうか?
出題傾向について、
その重要性について理解できましたでしょうか。

では、また!
皆さまからの質問持っています。