精神年齢は中学受験に影響するのか?

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いつもお読みいただきましてありがとうございます。

中学受験カウンセラー野田英男です。

 精神年齢は中学受験に影響するのでしょうか?

「ウチの子とても幼いのですが、

中学受験には向かないのではないでしょうか?」

このような質問をよく受けます。

先に結論からいいます。

「精神年齢は中学受験に影響します」

ただし、条件がありますから、

最後まで読んでください。

中学受験というのは、

12歳時の受験ですね。

これが微妙な年齢といえます。

そして、受験勉強を始める時期を考えると、

それはさらに早い年齢となります。

仮に小学3年生から始めると9歳ですね。

高校受験(15歳)や大学受験(18歳)であれば大きな影響はありません。

しかし、中学受験では、

この精神年齢が大きく結果に左右されることになります。

ここでいう精神年齢とは、

その年齢段階で「論理的思考」が身についているかどうか。

これが大きく結果を左右します。

お子様に「論理的思考」が身についているか、

ここがポイントになります。

お子さんは「論理的思考」が身についているでしょうか?

論理的思考とは、

「伝えたい結論に向けて、根拠を筋道立てて考えること」

例えば、

「この1ヶ月、ぼくは一生懸命に勉強をした。

けれど、この試験は難関進学校向けで、

ぼくは大学付属校向けの勉強をしているから、 ➡「根拠」

試験の結果はよくないかもしれない。」 ➡「結論」

論理的思考が身についている場合、

このように「結論」にむけた「根拠」が明確になっている。

しっかり筋道が通った内容になっている。

しかし、

まだ精神的に幼いお子様だと、

そして論理的思考がまだ芽生えていない場合だと、

「この1ヶ月、ぼくは一生懸命に勉強をした。

試験の結果はよくないかもしれない。」 ➡「結論

このように結論にむけた根拠が書かれていない場合が多い。

説明が不足してしまうため(客観性の不足)、

聞き手が「どうして?」と聞き返すことが多くなる。

結論を導くための根拠や理由が不足してしまい、

そのため話のつじつまが合わないという状況です。

皆さんのお子さんは、

「論理的思考」が身についていますか?

ウチの子は論理的思考が身についていない!

だから、中学受験には向かない!

いや、ちょっと待ってください!

結論が早すぎます。

私は、先ほど、

「条件がある」と言いましたよ!

もし、お子さんに論理的思考が身についていなくても、

大丈夫です。

志望校が「大学付属校」なら、

大学付属校であれば、

大きな問題はありません!

このブログでも何度も書いていますね。

「大学付属校」の入試問題と、

「難関進学校」のそれとでは、大きく異なります。

「大学付属校」を志望校(一部の学校を除く)とするのなら、

論理的思考がまだ身についていなくても大丈夫です!

しかし、

難関進学校の場合だと、

「精神年齢は中学受験に影響します」と言わざるを得ません。

あまり偏差値を基準にはしたくないのですが、

難関進学校の場合だと、

偏差値60以上(四谷大塚)では、大きく影響してしまいます。

まだ論理的思考が備わっていない子にとって、

問われる入試問題が向きません。

偏差値60以上の学校で問われる入試問題の多くは、

受験生の論理的思考を問うものが大半だからです。

難関進学校というのは、

6年後に難関大学に入るための学校。

だから、

入試問題で論理的思考力を問うわけです。

学校側としても論理的思考が身についた生徒が欲しいのです。

だから、

あなたのお子さんが精神的にまだ幼いのだったら、

無理をさせてまで難関進学校を目指すべきではありません。

お子様に無理をさせてまで、

偏差値60以上の難関進学校を受験させる必要がありますか?

まだ論理的思考が身についていない子にとって、

難関進学校を目指す中学入試は向かないのです。

冷静になってお子様をみてあげてください。

いまの勉強、

無理をさせていませんか?

・夜、22:00過ぎまで宿題をやっている

・お子様だけで勉強が終わらせられない

・塾のクラスが下がってきている

・塾のクラスを維持するために個別指導塾に通っている

・親が教えないと塾の勉強についていけない

これらすべてお子様に無理をさせている項目です。

判断できるのは保護者の皆様だけです。

そして改善できるのも保護者の皆様だけです。

相談あればいつでも

中学受験カウンセラー野田英男まで、

お気軽にご連絡ください。

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お子様に「努力は裏切らない!」と、

教えていかねばならない。

しかし、必ずしも努力は実を結んでいない。

それは、「正しい努力」が絶対条件であるからだ。

つまり、「正しい努力は裏切らない!」のだ。

私たちおとなは、

お子様たちに「正しい努力をさせる」、導いていく責任がある。

そして、「努力は裏切らない!」を教えていかねばならないのだ。

私、野田英男の「使命」は、

「かかわるお子様たちとその家族を笑顔にすること!」

※使命とは、天から与えられた自分の任務、自分の命の使い方。

―――――――――――――――――――――

過去の事実はけっして変えられないが、

過去の解釈はいくらでも変えられる。

過去の事実に縛られると、

未来の可能性を縛ってしまうことになる。

未来の解釈をするのはあなた次第である。

                野田 英男

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「中学受験と幸せの答え」をさがしていきましょう。

私はこれからも思っていることを本音で書いていきます。

塾業界で蔓延している非常識を明らかにしていきます。

皆さんに少しでも早く目を覚ましてもらうために!

「中学受験と幸せの答え」をさがしていきましょう。

では、また!

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