偏差値あがったら合格できるのか?

塾長ブログ

中学受験カウンセラー 野田英男です。

※非公式ながら「英男」に改名しました。

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中学受験カウンセラー野田英男です。

偏差値あがったら合格できるのか?

当然でしょ!

何をいまさら!

みんなそう思っているだろう。

いや、いや、実はそうでもない。

偏差値は高い方がいい!

その通り。

偏差値が高い人の方が合格しやすい、

それもその通り。

でもね、偏差値が上がっても、

必ずしも合格できるわけではない。

偏差値が高くても何割かは不合格になっている。

偏差値はあくまでも「成績基準」のひとつであって、

合格をうらなう「判断基準」ではない。

例えば、受けた模擬試験での偏差値が「60」だったとする。

とすれば、その模擬試験を受けた生徒の上位約16%にいるということ。

逆に、受けた模擬試験での偏差値が「40」だったとする。

とすれば、その模擬試験を受けた生徒の下位約16%にいるということ。

ただそれだけ。

繰り返しますが、

偏差値が上がったからといって、合格できるわけではない。

さらに、偏差値が足りなくても、合格できないわけではない。

でも、多くは偏差値を絶対視している。

また、大手進学塾に通う保護者の多くは、

「クラス順位」も気にする。

これも偏差値と同じ。

上位クラスにいた方が合格しやすいのは確かだが、

上位クラスにいたからといって、

合格するかどうかはわからない。

あくまでも合格しやすいというだけ。

偏差値も高く、塾のクラスも上位で、

「合格まちがいなし!」といわれていた生徒、

毎年、何割か不合格になっている。

とても残念なことだ。

きっと彼らは努力してきたはずだから。

逆に、偏差値は低く、塾のクラスも下位の生徒が、

「逆転合格」を果たすケースも、

毎年、何割かいる。

その違いは何だろうか?

偏差値は高い方がいいのは間違いない。

でも、偏差値が高ければ必ず合格できるという「判断基準」ではない

大手進学塾に通わせている保護者のなかには、

「偏差値、絶対信仰者」「クラス順位、絶対信仰者」が存在する。

それで合否が決まるわけではないのに、

それが絶対であると信じて疑わない。

それが絶対に正しいと信じ込ませる塾のやり方にも問題あると思うが、

もっと冷静に判断できないものかと思ってしまう。

「それは本当にお子様のためになるのだろうか?」

自問自答してほしい。

先日も、「S〇P〇〇信仰者」のカウンセリングをした。

何を言っても理解しないと思ったので、

私の著書を渡してお帰りいただいた。

たぶん読まないだろう。

信仰の根が深い。信者ですからね。

でも、お子様がかわいそうだ。

アンケートには「偏差値を上げたい」

という項目にだけ○がついていた。

視野が狭くなっていて、

偏差値を上げることだけしか考えられないのだろう。

私が何を言っても、その方自身が「気づいて」もらわないと、

変わることはない。

ちなみに、そのアンケートには、

「やる氣を上げたい」「受験を通じて成長してほしい」などの項目もある。

さて、

じゃあ、何を基準にすればいいのだろうか?

合格をうらなう「判断基準」は何だろうか?

何を重視すればいいのだろうか?

それは、

志望校の「合格最低点」である。

偏差値ではなく「合格最低点」を判断基準にする。

偏差値よりもずっと参考になる。

志望校が出題している問題なのだから、

それで合格最低点以上を取れるようになる方が

判断基準になるのは当然である。

偏差値は届いていなかったのに「逆転合格」する生徒がいると述べた。

彼らは偏差値が届いていなかったのに、どうして合格を手にできたのだろうか?

志望校の「過去問」をやって、

「合格最低点」以上を得点していたはずだ。

合格最低点以上を得点できるようになった受験生というのは、

学校が求める「合格基準」を満たしているということ。

でも、合格最低点を公表してない学校はどうすればいいのか?

7割を目指す!

7割以上を得点して不合格になる学校はない。

(※慶應義塾中等部は除く)

重視すべきは、

偏差値ではなく、「合格最低点」である!

                   野田英男

私たちおとなは、

お子様に「努力は裏切らない!」と、

教えていかねばならない。

しかし、必ずしも努力は実を結んでいない。

それは、「正しい努力」が絶対条件であるからだ。

つまり、「正しい努力は裏切らない!」

私たちおとなは、

お子様たちに「正しい努力をさせる」、導いていく責任がある。

私、野田英男の「使命」は、

「かかわるお子様たちとその家族を笑顔にすること!」

※使命とは、天から与えられた自分の任務、自分の命の使い方。

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過去の事実はけっして変えられないが、

過去の解釈はいくらでも変えられる。

過去の事実に縛られると、

未来の可能性を縛ってしまうことになる。

未来の解釈をするのはあなた次第である。

              野田 英男

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私はこれからも思っていることを本音で書いていきます。

塾業界で蔓延している非常識を明らかにしていきます。

皆さんに少しでも早く目を覚ましてもらうために!

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