ウチの子どうしたらヤル気になりますか❓【前編】

塾長ブログ

中学受験カウンセラー 野田英夫です。

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今週も、

保護者から頂いた質問にお答えいたします。

テーマは「ウチの子どうしたらやる気になりますか?」

いままでで一番多かった質問です。前後編2回に分けて回答いたします。

では、回答していきます。

Q.ウチの子 どうしたらやる気になりますか?

やる気がなくて自分から勉強してくれません。

勉強を始めても、集中してやっていません。

どうしたらやる気になってくれるでしょうか?

【中学受験カウンセラーの回答】

①     「目的」を明確にすること

②     子どもの「自己肯定感」を高めること

この2つを実行すれば必ず子どもの「やる氣」は高まります。

実行してもらえれば必ず「やる氣」になるはずです。

その前に、なぜ私が「やる氣」の漢字「気」ではなく

「氣」と書いているのか説明しましょう。

「氣」というのは旧字。

「気」は常用漢字ですね。

一般的には「気」を使った方が正しいといえます。入試でもそうです。

でも、私はあえて「氣」を使いたい。

それは「氣」を使った方が「やる氣」が出るから。

やる氣の「氣」は、気持ち、心。さらに、エネルギーや力ですね。

第二次大戦後、日本はGHQの統治下にあり、

その際に「氣」という漢字が、いまの「気」に改められました。

「米」から「〆(締め)」にして、日本人の心や力を奪おうとしたのでしょう。

「米」日本人の力の源ですね。

逆に、「〆(締め)」は、締めるや封じるなどの意味です。

戦後、アメリカは日本人が再び戦争しないよう

日本人の心や力を奪いたかったというのがわかります。

ちなみに、以前もブログで紹介した「Oリングテスト」で検証してみましょう。
参照『「がんばれ」はネガティブワード⁈』  

 https://diamond.jp/ud/authors/5eddf7bd7765617d88000000中学…ameblo.jp

紙に「氣」と「気」、両方書いてみてください。

まず「氣」を指さしてOリングテストをやってみましょう。

つぎに「気」を指さしてOリングテストをしてみてください。

「氣」  「気」

どうですか?

「氣」のときの方が力が入りますね?

「気」のときはあまり力が入らなかったでしょ?

ちなみに指をささなくても、見るだけでもできます

まず「氣」をじっと見て、

今度は「気」をじっと見て、

Oリングテストやってみてください。

ということで、私は「やる氣」が出る「氣」を使うようにしています。

では、本題に入ります。

「どうしたらやる氣になりますか?」

1つめは、

「目的を明確にすること」でしたね。

まずは「目的」、

目標は目的のあとに来ます。

中学受験の「目的」を明確にすること。

まずは両親が、

そして受験する子ども自身が

目的をはっきりさせること。

そして家族でそれを共有すること。

そうしないと「やる氣」にはならないのです。

私の塾では子どもたちに、

入塾する前、こう質問しています。

「どうして君は中学受験するの?」

要は、中学受験する「目的」を聞いているのです。

答えられない子も多くいます。

中学受験、始める前に、

ご両親と一緒に中学受験する目的について、

話し合って来なかったからです。

目的を共有してないのですね。

なかには「いい学校に入って・・・」などと答える子もいますが、

それは中学受験する目的ではありません。

「いい学校に入ること」は目標であり、目的ではありません。

目的と目標は違います。

「目的」があるから、そこに到達するための「目標」が生まれる。

だから、まず「目的」を明確にする。

そして、それを家族で共有する。

共有したら、その目的を達成するための手段である「目標」を明確にする。

先に目的があって、次に目標がある。

目的があって初めて目標が決められる。

例えば、

「ここに壁を立てるからレンガを積んでください(目標)」と言うのではなく、

「ここに皆が笑顔で集うための教会をつくるので、

レンガを積んでください(目的)」

こう言った方が断然「やる氣」になる。

ここで「やる氣」について定義しておきます。

辞書を引くと、「やる氣」とは、

「進んで物事をなしとげようとする気持ち」、とあります。

やる氣というのは、

「気持ち」のことであり、「心の在り方」のこと。

「進んで」は、「自分から」で、「人に言われなくても」。

そして「なしとげようとする」は、

「最後までやり通す」とか、「やり遂げる」。

だから、

「やる氣」とは、

「ある目的のために、目標という手段を使って、

人から言われなくても、最後までやり通す心の在り方のこと」である。

皆さんは、大切な自分の子どもに、

「どんな大人に成長してほしいですか?」

「どんな生き方をしてほしいですか?」

この「どんな大人に」「どんな生き方を」、

これが「中学受験する目的」といえる例ではないでしょうか?

よく家族で話し合ってみてください。    

  【後編に続く】

「中学受験と幸せの答え」をさがしていきましょう。

私はこれからも思っていることを本音で書いていきます。

塾業界で蔓延している非常識を明らかにしていきます。

皆さんに少しでも早く目を覚ましてもらうために!

では、また!

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